【考察】シリーズ1_純正最強決定戦のオーダーはどうあるべきなのか②(論点・仮説・検証方法について)
◇本記事はこちらの記事の続きとなります
では、まずはじめに、今回の論点・仮説・検証方法・前提条件を整理していきたいと思います。
【論点】
- シリーズ1での純正最強決定戦はどのようなオーダーを作るべきなのか?
【仮説】
- スピリッツを最重視して、コンボは最低限の主要コンボ*さえ押さえておけばよい
(コンボよりもスピのほうが重要性が高く、大幅にスピを下げてまでコンボを取りに行かなくてよい)
* ここでの主要コンボは下記★3コンボを想定しています。個人的にはこの中から最低4つ(コンボ値10,800程度)、できれば5つ(コンボ値11,000程度)欲しいと思っています。
【検証方法】
- 12球団のMVP獲得者のオーダー数値を確認(他球団との比較による傾向確認)
- MVP/Best9(2-9位)、MVP/Best9(2-9位)/Best20(10-20位)のオーダー数値を比較して差分を確認(MVP・Best9の優位性確認)
- 各球団のオーダー数値を確認 ※今回は3球団に絞って考察
【検証にあたっての前提条件】
- シリーズ1の最強決定戦のため、過去選手を入れることによるスピリッツのインパクトが大きい(-200)
※ 今年度は侍が出ているので-100で利用できるメリットも一定有
※ シリーズ2の最強決定戦の場合はTSが-100で入れられるので少し状況が異なる - 阪神、広島についてはWSにより他球団と比較して+100スピアップの余地がある
※ 阪神・広島ともにWS選手を入れるオーダーがMVP
上記仮説を立てるにあたっては、最強決定戦の順位に与える要素を洗い出す必要がありますが、要素は大きく下記の7点だと整理しています。
- スピリッツ
- コンボ
- ステータス(特にスタメン)
- 采配(作戦・先発投手起用順)
- 選手成績(調子)
- マッチング相手
- 勝敗ロジック(運)
本ゲームの根本的なシステム構造を考えると、毎年スピリッツが一定上がっていくゲームであり、課金させる重要な要素であることからも、スピリッツ(1)の与える影響度は相当大きいと考えられます。
次に、純正の場合は特にチームコンボ発生のブレ(極チーム魂・超チーム魂など)が与える影響は非常に大きいため、その他のコンボ(2)の与える影響は相対的に小さくなりがちです。そのため、優先順位はスピリッツよりも小さくなると思います。但し、主要コンボが出ることはコンボの安定にもつながることから、一定の重要性はもちろんあると考えられます。
そしてステータス(3)は純正最強決定戦においてはほぼ同様の選手オーダーとなることから差別化しづらく、一選手のステータスが大幅にアップしたとしても、全体の平均ステータスにならすと大きな差は生まれないことから、「コンボに影響のない選手の変更」は個人的にはあまり得策ではない*と思われます。もちろんコンボのために選手を追加する場合は、オーダーの穴に対して高ステータスの選手と入れ替えることが必要となります。
※ここは見解は分かれる部分だと思いますが、細かい検証は割愛します
以上から、純正最強決定戦においては、
スピリッツ>コンボ>ステータス の順に重要性があると仮説を立てています。
ちなみにですが、最大スピリッツ上限があるミドルリーグの上位が巨人純正で占められることからも、同一条件化においては、ステータスは非常に重要な要素であることは間違いありません。
なお、この中で「4・5」については同一条件の検証サンプル数を集めることが難しく、「6・7」についてはユーザー側で全く関与することができないために仮説検証の要素からは除外していますが、外的要因として影響を及ぼしていることは間違いありません。
ただ、そこには一定の変動要素がなければ、理論値上の最強オーダーを組む廃課金者がMVPを独占してしまうことになるので、そこに一定の運要素があることも、最強決定戦の醍醐味ともいえると思います。
それでは、前置きが長くなりましたが、続いて実データに基づく細かい検証に入っていきたいと思います。
検証結果はこちらの記事からどうぞ。